キャンプ場/DaLat House

ベトナムでキャンプ場を作る!!➁

ホーチミンの日本人宿 YamatoBackpacker’s House

ベトナムでキャンプ場を作る!!➁

ベトナム最大の商業都市ホーチミンでゲストハウスをゲストハウスを運営しています。

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前回の記事(ベトナムでキャンプ場を作る!!①)では、
パートナーが聞きつけた話からホーチミンから車で6時間かけて別荘地を見学に行った話を書きました。

きれいに区画整理されすぎた土地に、なんか違うよねーと話しながらブラブラしていたところで偶然出会った現地の人に「自分の土地を買わないか」と勧められた私たち。
明日にもう一度会う約束をしてその日は一度ホテルへ戻ることに。

4000m²の土地を即購入??

翌日、改めて見たその土地はやっぱりいい!(○´∇`)pヤッパリイイネ!!


この道を挟んで左右両側の土地です。


古いですが家も建っていて、向かいの土地には川も流れています。


コーヒーの木(下右の写真)も50本ほど植えてあります。


ひとり離れたところに佇んで、夢想タイムが始まります。エヘヘ(○´∀`).。o○ソウゾウチュー
家がある土地にはコテージのような小さな小屋を建てて、
向かいの川が流れている土地は川辺をきれいに整地してカフェ&バーベキュースペースとかにすると楽しそうなゲストハウスが出来そうですねー。
夢が広がりますね~。(○´∀`).。o○ステキダナー

と、この時点で当初の目的が吹っ飛んでいた私。
休みの日に家族でゆっくり過ごすための別荘地を探しに来たということをすっかり忘れ、
もうここで何ができるかを考え始めていました。

 
ゴザを引いて密談中~。
土地の権利書や隣接地との境界線などを確認。
ここで思わぬ問題が発覚。(´゚Д゚`)エッ!!

家の中に境界線が!?

いや~、ほんと権利書や登記簿の確認はちゃんとしないといけませんね。
登記簿を見ていると家の記載がない。
まぁ、これはよくあることで気にならなかったんですが、隣の土地も同じ主人の名前が記載されているんですね。
で、確認すると元々一つの土地だったのを分割して売りに出しているとのこと。

ここでパートナーが何かに気づきました。( ゚д゚)ハッ!

登記簿を見ながら、今買おうか悩んでいる土地の間口の長さを測りだし一言、
「この家、少し隣の土地に入ってるじゃん!!」(#`・д・)/ コラー!!

ファインプレーですね!
よくよく聞くと、隣の土地との境界線が1メートルぐらい家に入っちゃってるんですね。

(##゚Д゚)「どうすんの?」 と売主に聞くと、
「隣の土地が売れるまではそのまま使っていいよー。」と。-y(´Д`)。o0○ キニシナイー

いや、売れたらどうすんの??
知らずに買ってたら後々えらいことになってましたね、絶対。ε=( ̄。 ̄;A フゥ

しかし、悩みますね。
家がなかったとしても、まず立地が最高!
町のメインストリートに近く、また山に入るための一本道のすぐそば。
将来この高原が開発されたときにはここを訪れる人が必ず通る道のすぐそばという立地です。 (・∀・)イイネ!!

そして、環境も最高!
道を挟んで向かい合っている土地に、川も流れている。

うぅ~ん、この土地はぜったいに楽しい。
もう何をしても楽しいことが始まりそうな予感しかしない。

しかし、確認しないといけないことがもう一つ!(o゚ェ゚)φ゙チェック!
こっちのほうもなんか心配ですが。

登記簿上の土地の用途は??

土地の用途が緑地だとアウトです。d (´Д`)アウト~!!

山の緑地保存地区にかかっていると開発はできません。
家を建てることもできません。まぁ、家が建ってるんで大丈夫と思いますが要チェック。
あと、土地の広さによって建物が建てられる広さも変わってきます。
これは町の土地を管理している役所でじゃないと確認できません。

で、ここでちょっと裏技を使って、
町の今後の整備予定地図を見せてもらいました。φ(・ω・。)メモメモ
道の延伸工事予定や区画整備予定地などの情報をチェック。

ホーチミンもそうですが、ベトナムは今開発途上です。町の姿がどんどん変わっています。
新しい道ができ、路地が広くなり、新興住宅地がどんどんできています。
そして、住んでいると忘れてしまいそうですが、ベトナムは中国と同じ社会主義国です。
道の拡張や区画整備で立ち退き命令が出ると逃げることはできません。(´Д⊂ヽボクノイエ…

なので、自宅や土地を購入する前に確認しておかないと大変なことになってしまうんです。

で、ここでもいろいろなことが発覚。 (o’ノ∀’)ノヤッパリ-
まず、悪いポイントから。
川岸から5メートルは建物を建てることができない。
前の道幅が1m広くなるため少し土地が削られる。

良いポイントは、
川岸をきれいに整備する予定がある。
今家が建っている側の土地は広さ最大まで建物を建てる許可が出る。

道幅が広くなるのは悪いだけではないので良しとして、
川岸から5mは建物が建てられないというのはちょっと問題ですね。
ただ、庭園のように整備したり木組みの川床のようなものはOKのようです。

最後の決断は???

で、決断の時。

どうする?

別荘地を買う予定でこんなに大きな土地を買うつもりはなかったはずが、
ちょっとぶらぶらと山の中に入ったところで偶然の出会い。

これも運命!?(*´∇`*)ウンメイ…

ということで、「購入決定!!」ヽ(*´∀`)ノオメデト─ッ

はい、購入しました。
これはもう一目惚れですね。
あんなこともしたい、こんなこともしたい、やってみたいことがドンドンでてきます。

このあと公証役場での購入契約書の作成や、役所での名義変更と建ぺい率を100%にする申請手続き等をし、無事に土地の取得が完了しました。ε-(´*)ヨカッタ‐

土地を見つけてから購入決定まで2日。
何回も言いますが小さな別荘用地を見に来ただけなのに、帰るときには4000m²の土地を持って帰る。

ほんと、自分でもびっくりです。Σ(゚Д゚)スゲェ!!

しかし、実はこれで終わりではありませんでした。
購入した土地の売主の弟に明日この辺を案内してやると言われ、
ここからさらなる展開が待っていました!!(゚Д゚≡゚Д゚)?ナニナニ


山で見つけた小屋。
これ、最高ですね。
こんなの欲しい~!!!